薄毛に悩んでいるスーツの男性
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ミノキシジル服用で起きる初期脱毛は薬が効いてる証拠

ミノキシジルは、薄毛の改善に効果のある医薬品のひとつで、多くのクリニックで治療に用いられています。
服用をはじめると、すぐに髪の毛が増えるような気になりますが、実際は髪の毛の抜ける量が増えてしまうのでで、心配になる人が少なくありません。
しかしこれは初期脱毛と呼ばれる症状で、誰にも起こりうることなので、そのままミノキシジルの服用を続けるようにしてください。
ミノキシジルを服用することで初期脱毛が発生する理由には、ヘアサイクルが関係しています。
これは髪の毛が生まれ変わる成長過程のことで、成長期は髪が生えて成長する時期、退行期は成長が徐々に止まっていく時期、休止期が完全に成長が止まる時期になります。
加齢や生活習慣などによりヘアサイクルが乱れると、薄毛の原因になりますが、ミノキシジルを服用すると、髪の毛が成長しきらないまま、退行期に移行するのを遅らせたり、休止期から新たな髪の毛が生える成長期への移行を促す効果を期待できます。
発毛促進効果により、毛穴から新たな髪が生えてくると、古い髪の毛は抜け落ちてしまいます。
初期脱毛が引き起こされるのはそのためなので、急に抜け毛が増えたように感じても心配することはありません。
むしろこのような初期脱毛が起こったときは、薬が効いている証拠なので、ここで服用をやめると、時間とお金の無駄になってしまいます。
ミノキシジルの服用により、初期脱毛が発生するのは、新しい髪の毛を生やすためには必要な過程なので、必ず通らなければなりません。
脱毛期は髪が生えるための準備期間だから抜け毛も心配することはないですが、いつまで続くのかと気になってしまうでしょう。
かなりの量が抜ける人もいるので、怖くなる気持ちもわかりますが、これには個人差があるので、はっきりということは出来ません。
10日ほどで終わる人もいれば、2か月ほど続く人もいるので、心配になったら担当医に相談するようにしてください。

本来髪の毛に発生する正しいヘアサイクルの紹介

髪の毛は成長期、退行期、休止期と呼ばれるヘアサイクルを繰り返しています。
成長期は毛細血管から取り込んだ栄養を用いて、毛球部で髪が作られている期間のことです。
活発に細胞分裂を行った毛母細胞が、新しく作った髪の毛をどんどん上に押し上げている期間になります。
正しいヘアサイクルの場合、成長期はおよそ2~6年で、髪全体の9割程度がこの段階だといわれています。
退行期は大体2~3週間ほどで、毛母細胞の細胞分裂が急激に衰え、毛根が縮小化するだけでなく、髪の毛の色を決める色素細胞の活動も低下します。
それからすぐに休止期へと移行しますが、そのときは細胞分裂が止まり、髪の毛の成長や製造が止まる状態が、およそ3か月間は続きます。それからまた成長期がやってきて、古い髪の毛が抜けていきます。
正しいヘアサイクルの場合は、成長期、退行期、休止期の一連の流れを繰り返すことで、古い毛が抜け落ちたり、新しい毛が生えてきています。
ヒトの場合は、毛包がそれぞれ別の周期で生えかわっているので、髪の毛が一度に大量に抜け落ちることはないですが、ヘアサイクルが乱れると、徐々に薄毛になってしまいます。
たとえば10万本の髪の毛を持っている人の場合、そのうちのおよそ10%の1万本は退行期と休止期の状態です。この1万本がおよそ3か月かけて抜けていくので、一日あたりで100本近くの髪の毛が抜ける計算になります。
通常はそうですが、加齢により、成長期が短くなっていくと、退行期や休止期の状態の髪の毛の割合が増えてしまいます。
ヘアサイクルにおける成長期が短くなって、休止期にある毛の割合が増加すると、硬かった毛が柔らかくなったり、しっかりと成長できなくなります。
抜け毛が増え、新しい髪の毛が生えてきにくくなるので、薄毛にお悩みの方は、ヘアサイクルを改善するための薬を服用し、対策するようにしましょう。